最新の歯科用CBCT(Veraview epocs 3Df モリタ製作所 京都)が、本法人の支援によってラオス・ヘルスサイエンス大学歯学部で運用を開始し,その記念式典が2月10日に現地で盛大に挙行されました。
ラオス側からは保健省大臣(Dr. Bounkong Syhavong)、ヘルスサイエンス大学総長(Prof. Phouthone Vangkonevilay) 、歯学部長(Prof. Sengphouvanh Ngonephandy)が、在ラオス日本大使館から一等書記官(阿世知宏行様)のご出席も頂きました。 本法人から中島一郎理事長と日本大学医学部濱口麻里奈医師、日本大学歯学部長 本田和也先生、同歯学部特任教授 新井嘉則先生、同歯学部 江島堅一郎先生らが招待されました。この歯科用CTは新井理事が自ら開発したもので、この度は、ラオス国民の口腔保健に役立つように歯学部に設置されました。
この歯科用CBCTは3次元的な画像を提供するもので、日本大学歯学部で発明され日本大学産官学連携知財センター(通称NUBIC)からモリタ製作所に技術移転して開発された装置です。この最新装置は、コンパクトでありながら、従来のパノラマも撮影を可能にした画期的な装置です。メンテナンスも非常に簡便で信頼性の高い装置で、海外での過酷な環境であっても十分に対応できる仕様となっています。
現在、ラオスはASEAN共同体の様々なプロモーションによって急激な経済発展がなされています。その中で、歯科用CTが臨床や教育において幅広く活用されることが期待されます。
